アボカド・トマト・グレープフルーツ・ネクタリン・白カビチーズのサラダ

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まさに切って和えただけ、何処がレシピじゃ~、しかも誰かの好物が材料なだけではないか~という代物だが、それぞれが食感の違いを主張しあっていて、絶妙な味わい。醤油風味が合うと思うが、好みでどうにでも。ドレッシングがなければ醤油とオリーブオイルだけでもOK。北米産種なし葡萄を皮付きのまま入れることも。ヒヨコマメやキドニービーンズなど入れても美味い。

材料

  • アボカド
  • トマト
  • グレープフルーツ
  • ネクタリン
  • 白カビチーズ
  • 醤油、オリーブオイルなど

作り方

  1. 材料を切る
    グレープフルーツは皮を剥くいて一口大にほぐす。他の材料も一口大に切る
  2. 材料を混ぜる
    ボールに材料を入れ、混ぜ合わせる。皿に盛って和風ドレッシングや醤油などをかけてどうぞ!

神岡サラダ…スーパーカミオカンデの町が発祥の地!?

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あの有名なスーパーカミオカンデの町、岐阜県神岡町出身の人が発明…したわけではなく、いつも残り物片付けメニューになりがちの山小屋の賄い食として一部でポピュラーになっていたものを、神岡町出身の人が「神岡サラダ」と呼ぶものだと何故か勘違いしていたところから名づけられた。思いっきり残り物っぽいところが返って乙であり、また、改めてわざわざ作ろうとすると結構面倒だったりする。

材料

  • キャベツまたは大根などの淡色野菜
  • わかめ(生でも乾燥でも)
  • 鰹節
  • マヨネーズ
  • 醤油

作り方

  1. 材料を切る
    キャベツまたは大根などの淡色野菜をできるだけ細い千切りにする。
  2. わかめの下ごしらえ
    乾燥わかめは水かぬるま湯で戻し、生わかめは塩を抜いて、一口大に切り、よく水を切っておく。
  3. 皿に盛る!
    大きめの皿に野菜の千切りを敷き詰め、その上にわかめをたっぷり乗せる。更に鰹節をわさわさ撒き散らし、マヨネーズと醤油をかける。食べる時は思いっきり混ぜながらどうぞ。

生春菊のサラダ

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生の春菊が意外に美味い!料理上手の友人のレシピ。なるべく柔らかいところを選んでサラダにし、茎の部分は茹でて他の料理に利用する。めんつゆがなければ出汁をとり、適当に調味(しょうゆ、塩、砂糖、みりんなど)して作ってしまおう。

材料

  • 春菊
  • まいたけ、しめじ等(なくてもOK)
  • めんつゆ

作り方

  1. 材料を切る
    春菊は、柔らかい葉の部分を一口大に切る。きのこはいしづきを取って、バラバラにほぐし、さっと茹でる。
  2. 材料を混ぜる
    ボールに春菊ときのこを入れ、めんつゆを適量加えて和える。しばらく置いてしんなりしてきたらどうぞ!

きゅうりとかつお梅のサラダ

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大胆にきゅうりを叩ききるのがポイント!切り口から味が染みやすくなる。いまいち大胆になれない人は、包丁で乱切りにしても。「かつお梅」は山小屋の客食であり、その「カス」が賄い食な訳である。普通のうちには余りないと思うので、梅風味のしみこんだものを工夫して作ってくだされ。ゆかりをぱらぱら振るだけでも良いかも。

材料

  • きゅうり
  • かつお梅のカス、あるいは鰹節と梅干のみじん切り
  • 胡麻油

作り方

  1. きゅうりを叩き切る!
    両端を落としたきゅうりをビニール袋に入れ、麺棒などでがんがん叩いて叩き切る!いまいちちょうど良い大きさにならなければ手で割る。そんなこんなで一口大にする。
  2. かつお梅の準備
    鰹節と梅干を一緒にした「かつお梅」のかつおの部分があればこれを利用。なければ梅干をみじん切りにして鰹節とあわせる。
  3. 材料を混ぜる
    きゅうりとかつお梅を合わせて和える。ごま油を少量たらし、塩味が足りなければ塩を足し、冷蔵庫でよ~く冷やしてどうぞ!

ピタパン・サンドウィッチ…日本では高くつくかも

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ギリシャ料理が人気のカナダでは、割と何処でも手に入るピタパン。薄切り肉の焼いたのを挟むのが常だが、肉なし(^_^;)ベジタリアンでも結構イケる。材料はあるものだけでOK。手巻き寿司感覚で楽しんでいただければ良いかと。

材料

  • ピタパン
  • トマト
  • レタス
  • コーン
  • ブロッコリー
  • 焼肉、ツナなど
  • フェタチーズ
  • シーザーサラダドレッシングなど

作り方

  1. 材料を切る
    トマトは半分に切って薄切りに、レタスは数ミリの細切りにする。ブロッコリーは小さい房に分け、さっと茹でる。
  2. ピタパンの準備
    ピタパンを半分に切り、中を割って袋状にする。ちょっと焼いたほうが美味いかも。お好みで。
  3. 材料を詰める!
    後は好みの材料をがんがん詰めて、ドレッシングをかけてバクついてくだされ。

アボカドの話

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最近だんだんポピュラーにはなってきたものの、未だに「アボカドを食べた事ない」「あるけど不味かった」という話をよく聞く。そして不味かったという人の大半は、食べ頃でない物を食べてしまったのがそう思った原因である事が多いようだ。

アボカドは、皮の色が真っ黒になり、少し力を入れて触るとヘタがポロリと落ちる時、それが食べ頃なのである。早過ぎればゴリゴリしていてあの独特の食感を楽しめないし、遅過ぎると内部が黒く変色してしまって味が著しく悪くなる。大体店に出ているのは食べ頃前の物が多いので、買ってからしばらく室温に置いて時期を待たなければならないのだ。また、日本ではまずないが、カナダの中華系マーケットでは、食べ頃をとうに過ぎた、外見がしなびて見るからに不味そうな物を4個1ドル程で売っている事がある。これは実際、間違いなく不味いので、買わない方が良い。(←買ってしまった人)

何がきっかけだったのか良く覚えていないが、幸い筆者はアボカドとは良い出会い方をしたようで、これは好物の一つである。日本では一個100円以上するし、生鮮食品の安い北米でもそこそこ良い値段がするので、余り頻繁には買わないが、たま~に手に入ると、薄切りにして醤油をたらして食べるのが常だ。大きめにざくざく切って、他の野菜と和えてサラダのようにして食べるのも美味い。

また、カナダはビクトリアの観光案内所のすぐ目の前に、「Sam’s Deli」というサンドウィッチ屋があるのだが、ここは量も十分な上、使っている材料も新鮮で、またその景気の良い使いっぷりに頭が下がる。半分に切ったアボカドをそのままくり抜き、サンドイッチの具の上にどかっと載せ、その場で大胆にチョップして、がしっとパンで挟み込む。アボカドをオプションで付け足すと結構値がつり上がるのだが、目の前で半分くり抜きチョップを見せられてはひとたまりもない。注文したローストチキンサンドに迷わずアボカドを付け足した。

ところで、日本の皆さんは何故かこの食物のことを「アボガド」とおっしゃる事が多い。今これを読んでいて「は!」と思われた方は多いはずだ。事実、筆者は日本人が「アボカド」としっかり発音しているのを聞いた事がないのだ。スーパーの値札にだって堂々と「アボガド」と書いてあるし、某人気料理番組でも名のある料理人の方々が揃いも揃って「アボガド」と言っているので、ひょっとして自分が間違ってるの?と思ったものの、英語表記では間違いなく「avocado」だし、発音記号を見ても例外的に「が」の発音を強いるような指示はないようだ。そこで今ふっと思いついたのが、化学者の「アボガドロ」だ。確か中学から理科の教科書に出てきた気がするので、結構人々の記憶に残っている名前に違いない。この単語が頭にあって、なんだかそれに合せて「が」にしてしまっているのかもって、そんなことはないか。

全然別の話であるが、知り合いになったフレンチカナディアンの女の子が、カリフォルニアロールが好きだというので、作ってあげた事がある。その時彼女が教えてくれたのだが、まず、アボカドはフランス語では「アヴォかぁ~」と、気の抜けたような発音になるらしい。そして。なんと「弁護士」も同じ綴りで同じ発音なのだという。まあ、ネイティブスピーカーが言っているので間違いないだろうが、「なんで~?ヘンなの~」と思っただけで、その場はやり過ごした。そのしばらく後に、日本で「お見合い放浪記」というドラマを見ていたら、フランス語翻訳家の主人公がお見合いした人の職業をフランス語で次々に読み上げる場面があった。フランス語の職業名など何一つ分からない筆者であるが、一つだけ、音と意味が一致したものがあった。勿論それは「アヴォかぁ~」である。

最後にもう一つ。これは結構重要な話だ。日本の皆さんがよくおっしゃる「アボガド」だが、これはギリシャ語で男性の体の一部を表すものらしい。おじいさんがギリシャ人だというトルコ人の女の子から聞いたのだが、筆者が「アボガド」と言い間違えた時、彼女が妙に取り乱していたので、どうしたのか聞いたらそういう事だった。英語もロクに喋れない日本人がいきなり英会話の中にギリシャ語を混ぜ込むかよ~って気がしなくもなかったけれど。

そういう訳で、この場で言い間違いに気が付かれた方は、これからは改めた方が良いかも知れない。ま、ギリシャ人やギリシャ語の分かる人に会い、かつそこでアボカドの話をするような事は滅多にないだろうけれど。