たまねぎの酢醤油漬け

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韓国好きの友人から教えてもらったレシピ。そのままぽりぽり食べても美味しいし、刻んでドレッシングにしてもいいよ。病み付きになる味!保存がきくので一度にたくさん作っちゃおう。

材料

  • たまねぎ(小ぶりのものが良いが、なければ何でもOK)
  • 醤油
  • 砂糖

作り方

  1. 液を作る
    広口瓶に酢・醤油・砂糖を入れ、混ぜる。味が濃い時は水を加えてもOK。分量は好みで。
  2. たまねぎを入れる
    横半分に切ったたまねぎを入れる。大きすぎて入りにくかったら縦にカットしてもOK。味がしみやすいので、必ず横の切り口を作るように!いわゆる輪切りの方向です。
  3. 液に火を通す
    一日寝かせたら液だけを取り出してひと煮立ちさせ、冷まして瓶に戻す。一日置いて、これをもう一回繰り返す。これで完成!常温で保存できます。

赤いパジョンかめ工房風

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海苔を入れたところがなんとなくオリジナル。たまたま、韓国の市場でクズ海苔を大量に買ってきたところだったので思いつきで入れてみました。。醤油焼き餅のような味がして、なんだかジャパネスク。

材料

  • 小麦粉・上新粉・水(嵩にして1:1:2)
  • 卵1個以上(粉に対して少ない分量でいいらしい。なくても良いのかも)
  • ごま油
  • 葱(本当は青いのがいいらしい。浅葱とか韮でもいいらしい)
  • くず韓国海苔(普通常備してないわな…日本製海苔でも良いかも)
  • コチュジャン
  • あればキムチ、シーフードなど、何でも入れてみよう!
  • タレの材料:コチュジャン、酢、醤油、ゴマ、ごま油、砂糖、塩など好みで混ぜて

作り方

  1. タネを作る
    粉、水、卵をダマにならないように混ぜる。お好み焼きよりゆるいくらいの水加減でOK。コチュジャンをお湯で溶いて適量入れる。
  2. 具を切る
    葱は斜めの薄切りにする。葱の食感を楽しみたい人は、ぶつ切りでも。タネに入れて混ぜる。クズ海苔しこたま入れて混ぜる。板海苔をちぎってもOK。
  3. 焼く!
    フライパンを良く熱し、ごま油を引いてから種を入れ、薄くのばす。お好み焼きより薄く作るのが一般的なようだ。弱火でゆっくり焼こう!裏返せるようになったらひっくり返す。この時、周りからごま油をちょろちょろ回し入れると、縁がバリバリになって香ばしく焼きあがる。焼きたてが美味いので、すぐに食べて頂戴!

なんちゃってカクトゥギ

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こんないい加減なカクトゥギレシピ、韓国人に怒られそうですね。大根があって、カクトゥギが食べたくなって、と言う状況で生まれたあり合わせの迷作。それなりに雰囲気は味わえる!?本当は、魚醤やアミの塩辛を入れ、コチュジャンでなく粉唐辛子を使うようです。ま、自分ちにあるもので適当に作ってください。

材料

  • 大根
  • コチュジャン
  • 砂糖

作り方

  1. 大根を切る
    普通、2センチくらいのサイコロ状に切るが、即席版なので味が染みやすいように薄くしてもOK。ワタクシは5ミリ厚の太短めの短冊にしました
  2. 混ぜる
    残りの調味料を適量入れて、混ぜる。コチュジャンは混ざりにくいので、手で混ぜても!粉唐辛子の方が良ければそれでも
  3. 寝かす
    漬物と言う程のモノでもないので、すぐ食べてもおいしいよ!寝かせても美味い!サイコー!チェゴジ!

自己流パジョンのできるまで

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日本ではチヂミと言う呼び方の方が有名だが、お好み焼きに良く似た韓国風の食物を、パジョンと呼ぶ。パは葱、ジョンは粉を焼いた食物と言う意味らしい。したがって、具は葱が主体だ。因みに、玉葱の事は何故かタマネギと呼ぶ韓国人もいるが、韓国語ではヤンパ。ヤンは西、つまり西洋の葱と言う意味のようだ。

パジョンは、韓国の街中の露店で、いっこ100円~200円で買える。昼ごはん代わりにもなるくらいのボリュームだ。焼きたてが美味い!お好み焼きよりモチモチした食感だ。それから、飲み屋でキムチジョンなるものを食べた。キムチ入りのパジョンだ。真っ赤なお好み焼きと思ってもらえればよい。そこそこ辛かったが、お陰で杯が良く進んだ。

我が家に帰ってこれを再現しよう、と試みたものの、全く同じ味にはならなかった。そもそも材料が違う…。キムチがないので、コチュジャンをしこたま入れる、本当は魚介類も入るはずだが、経済的菜食主義の我が家でそんな贅沢はできない。具は葱のみ!?二回目に作った時は、たまたま韓国帰りで屑海苔が山ほどあったので、これまたしこたま入れてみた。納豆も入れてみたが、これはイマイチ。かろうじて、上新粉は揃えた。うん!モチモチしている!ごま油で風味付けをするとなんだかそれらしくなった!

初めてパジョンの存在を知った時、「げ、葱のお好み焼き?」とのけぞった。韓国では子供も大好きなおやつだという。なんちゅう大人びた味覚の子供たちだ。筆者は子供の頃、葱が嫌いだった。今でもそれほど好んで食べるわけでもなく、薬味として用意してあっても滅多に入れない。が、今回パジョンを作った時は、何せ具が葱だけなものだから、とにかく葱を大量に入れた。極太葱を丸々3本刻んで投入した。全部一人で食べた。生まれてこの方、一度にこれほどの葱を食したのは初めてである。

いつもそこにキムチ

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カナダにいる時に二ヶ月ほど通った語学学校では、生徒の殆どは韓国人と日本人で占められていた。そんな訳で韓国人の知人がいくらかできたのだが、彼らといったら、二言目には「キムチ」、写真を撮る時も「キムチ」、カナダの不健康な食生活に辟易して(うん、これはわかる)、やはり二言目には「コリアンフード」。

筆者自身は、長く日本を離れていたからと言って、それほど日本食が恋しくなった事もなく、巷に溢れるインチキ寿司屋にわざわざ入ろうとは全く思わなかったし、中華系のマーケットで比較的安く手に入る、日本食材を買う事も稀だった。

しかし、彼らは違う。たとえ本国の値段の倍はしても辛ラーメンを買ってきてランチにする。日本製の海苔に胡麻油と塩をしいて韓国風に仕立て、韓国海苔巻きの「キンパッ」を作る(大量に作って日本人も含むクラスメイト全員に振舞っていた!)。果てはキムチまで作ってしまう。

この、異常なまでの韓国食に対する執着は何だ!?

当時筆者には、これは異様に映っただけだったのだが、本国で常に韓国の人々と食事を共にする事でその理由が見えてきた。彼らの食生活の殆どは韓国食で占められているのだ。

まず、チョンジュに住む友人のお宅に泊まったのだが、朝から多種多彩なおかずのオンパレード。日本でもお馴染みの白菜のキムチは勿論、その他に数種類のキムチ、春雨の炒め物、果てはプルゴギまで。これらを朝から用意していたお母さんは大変そうだったけれど、これだけしっかり食事をしていたら、一日三十食品目摂取するのは実に容易い。韓国人にとっては当たり前過ぎて別に目標にするほどの事でもなさそうだ。

そして、街中で見かける韓国食の店の多さに驚いた。家庭で食べる普通の食事が外食でもできてしまう。また、屋台やフードコートでも韓国食はあって当たり前。勿論、洋風や日本風の食事ができるレストランもあるが、何と言っても主流は韓国の家庭料理の店だ。一体、「日本食」として我々が外国人に紹介できる料理がこれほどあるだろうか、と、ふと思った。

ソウルに戻った初日、マジックショーのリハーサルがあり、その後スタッフの方達と夕飯を食べに行ったのだが、ここでも韓国ならではの焼肉。朝になっても腹がもたれる感じだったので、何か軽い物をという事で、後輩Nと一緒に外へ繰り出し、道端の露店で「キンパッ」を買った。韓国の街中では、ちょっとした食べ物を売る様々な露店を見かける。そしてどれもがそこそこ美味い。

お昼御飯は弁当を戴いたのだが、日本と同じく、ご飯と数種類のおかずが詰められた物。欧米ではまず見られない類似性に思わず嬉しくなったが、当然の事ながら、おかずは全て韓国式で、少々辛め。しかし、北米の「伝統的」ランチ、ピーナツバターのサンドイッチで昼食を取った気になるよりは余程健康的だ。

そして、夜は夜でプルゴギの鍋。更に二次会、三次会へ。三次会は夜半過ぎだというのにまたまた焼肉だ。韓国の飲食店の常として、注文した品以外にわんさかキムチの皿が並ぶ。韓国人達はこれらの野菜と肉とをバランス良くつまんでいた。古いキムチで焼肉を包んで食べると美味いんだとか、ご飯を口に含んだ後、スープの汁を流し込んで食べるのがオツなんだとか、韓国の人々は誇らしげに自国の食文化を紹介してくれた。

また、ハンジョンシク(韓定食)と呼ばれる小皿の並びまくったメニューでもてなして戴いた事もある。こういった場では「机の脚が折れるほど」皿を並べるのが礼儀らしく、その品数の多い事と言ったら!「次はこれ、次はこれ」と、好きなおかずを少しずつ、好きなだけ食べて良いのだが、とてもじゃないが全員でも食べ切れる量ではなく、場を離れる時、なんだか勿体無い、と、残ったおかずの行く末が気になってしまった。が、客が残さず平らげるほどの量しか出さないのでは、その食堂の名折れになるのだとか。

そんなこんなで韓国滞在中は韓国料理しか食べなかった。それには筆者が客人であったという事も関係していたかもしれないが、それにしても韓国人の韓国食との密着ぶりは日本における日本食へのそれとは比較にならないほど濃厚だ。彼らが外国の地であれほどキムチを恋しがっていたのにはこんな背景があったのだ、と思い当たった次第である。

ところで、この韓国旅行の直後にやはりマジック絡みでオランダへ行ったのだが、そこでまた韓国人の知人と再会する。日本人よりも団結意識の強い彼らは、常に群れ固まり、そして揃って深夜のキムチパーティーに出掛けて行った。オランダでキムチ!?なんとオランダにもキムチ工場があるという!!!韓国人のキムチパワーは侮れない!